頭痛

頭痛には大きく分けて「慢性頭痛」「急性頭痛」「その他の頭痛」の3つがあります。

「慢性頭痛」は毎日、あるいは7日おきなど、周期的に繰り返して起こる頭痛です。慢性頭痛は痛み方や頻度などから3つに大別できます。


<緊張型頭痛(筋収縮性頭痛)>

慢性型頭痛の中で最も多い頭痛です。頭全体がしめつけられるような痛みが毎日のように起こります。日常生活に支障をきたすほど激しくは ありませんが肩や首のこりを伴い、めまいを感じることもあります。


<偏頭痛(片頭痛)>

緊張型頭痛の次に多い頭痛です。こめかみの辺りがズキズキと痛み、吐き気を伴うこともあります。女性に多く、1ヵ月に1~2回頭痛が 起こり、数時間から2~3日続きます。緊張型頭痛と片頭痛の両方を併せもつ人も多い。


<群発頭痛>

男性に圧倒的に多く、目の奥が激しく痛む頭痛です。同時に痛む側の目が真っ赤に充血したり、涙がでたりします。毎年同じ時期に発作が現れて1~2か月つづきます。


<急性頭痛>

何らかの脳の病気が原因で、激しい痛みが突然起こります。ほうっておくと命にかかわることもあり、危険です。危険な急性頭痛には くも膜下出血や脳腫瘍などがあります。


<その他の頭痛>

風邪や二日酔い、月経による一時的なものであまり心配はありません。


最も危険な頭痛がくも膜下出血によるものです。くも膜下出血とは、脳の動脈にできた脳動脈瘤が破裂して、脳を包んでいる膜の一つくも膜と 軟膜の間に出血する病気です。ほうっておくと生死にかかわるため、一刻も早く外科的な処置が必要です。

くも膜下出血による頭痛は バットで殴られたようなこれまでに経験したことのない激しい痛みが突然起こり、吐き気を伴ったり時には意識を失うこともあります。

くも膜下出血では、突然激しい頭痛が起こる前に、前ぶれ症状として頭痛が起こる場合が多くあります。前ぶれ症状は発作の数日前に後頭部が ドンと痛くなるようなことがよくみられます。痛みの強さには個人差があり、本格的な発作ほど激しくはありません。痛みは1日中つづくわけ ではなくしばらくすると治まってしまいます。そのため、単なる慢性頭痛と思って見過ごすことが多いのです。


くも膜下出血の前ぶれ症状と、特に間違えやすいのが偏頭痛です。毎日痛みが続くわけではなく、1ヵ月に数回発作的に頭痛が起こります。 そして数時間から2~3日のうちには頭痛が治ります。

緊張型頭痛と間違えやすいのが脳腫瘍による頭痛です。脳腫瘍による頭痛は、脳にできた腫瘍が原因です。脳の内部に腫瘍ができその周囲に 圧力がかかって、頭痛が引き起こされ、鈍い痛みが緊張型頭痛のように毎日続きます。


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