三叉神経痛

顔面に起こる神経痛で、一般には顔面神経痛とも呼ばれています。原因のわからないものが大部分ですが、頭部に腫瘍や動脈瘤、動脈硬化症があったり、顔面の三叉神経の近くにある歯や耳、目などの病気で起こることもあります。また、糖尿病やアルコール中毒などによって起こることもあります。


三叉神経痛の症状は極めて特徴的です。痛みは発作的激痛で、一日中うずく持続的な痛み方はしません。痛む部位は顔面と頭頂から前の部分に限られ、片側性です。三叉神経とは、眼神経(第一枝)と上顎神経(第二枝)、下顎神経(第三枝)をいいますが、最も多いのが第二枝の痛みで、上唇から頬やこめかみに及びます。次いで第三枝の痛みが多く、下唇や下顎からこめかみに及びます。第一枝の痛みは額から頭部に及びますが、第二枝、第三枝ほど発症頻度は多くありません。


三叉神経痛は、突然痛み出すこともありますが、「食事で口を開けたとき、話そうとして口を動かしたとき」などに痛みます。「風が顔に当たったとき、顔に何かが触れたとき、髪をとかしたとき」なども痛みが誘発されます。寝ているときは痛みません。


発症年齢は大部分が50歳代以降で、やや女性に多く見られます。三叉神経領域の知覚には異常がないのも特徴です。



三叉神経痛と漢方へ

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