急性肝炎

ウイルス性肝炎は、ウイルスの種類によってA型、B型、C型、E型などに分かれます。そのなかでもA型肝炎は、年間約3~4万人がかかるという、もっともポピュラーなタイプです。ただA型は肝炎のなかでも比較的治りが早く、治癒率もたいへん高い疾患です。A型肝炎は、経口感染をします。つまり、患者さんの便の中のウイルスが、食べ物や飲み水など口にいれるものを介して感染するわけです。伝染性があるので、流行することもあります。


しかし、A型肝炎は免疫効果があるので、一度感染すると二度とかかることはありません。また、10~20歳代の比較的若い人の発病が多く、お年寄りにはあまり見られません。


A型肝炎は、ウイルスに感染してから2~6週間で症状があらわれます。初期の症状は、発熱や体がだるいなど、風邪と非常によく似ています。そのほか食欲がなくなったり疲れやすくなったりします。このような症状が1週間ぐらい続くと、今度は眼球の白い部分に黄疸があらわれ、それがだんだんと強くなっていきます。このころになると、体のだるさや食欲不振は治ってきます。


初期症状が風邪に似ているため、初期には患者さんは風邪と思い、病院を訪れる人は少なく、風邪に似た症状が続くうち、尿の色が褐色になって初めて異常に気づく人も多いようです。肝炎に特徴的な症状は、この褐色の尿と白っぽい便で、そのほか先ほど述べた黄疸や肝臓がはれて痛むなどの症状も現れます。


急性肝炎と漢方へ

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